「短歌絶叫コンサート」には何度も通ったことがあります。

 午後も原稿の種になりそうなメモ作りの作業を続けました。『虞美人草』の藤尾についての感想のような覚え書きを600字ほどで取りまとめました。少しばかり疲れてしまいました。午後の3時を回っています。
 村上春樹の作品について考えるための絶好の「タネ本」は加藤典洋氏の『村上春樹イエローページ』(幻冬舎文庫)の全3巻です。3冊ともすでに持っているのですが、蛍光マーカーや水性のボールペンで遠慮なく書き込みをしながら再読したくなりました。書き込みをするとなると、スキャナーで読み取らせるための汚れていない本が3冊ワンセットで欲しくなります。大宮の「ジュンク堂」まで買い出しに出掛けることにしました。
 先ずはLOFTの文具売り場に立ち寄りました。海外でしか入手できない国産の筆記具を特別販売しています。先日買った「PENTEL ENELGEL」が書きやすいので、3本ほど追加で買っておきました。
 「ジュンク堂」に行ってみたら、残念ながら『村上春樹イエローページ』の第3巻しか在庫がありません。3巻だけ買っておきました。福島泰樹『完本 中也断章』(思潮社)を見つけて買い求めました。福島さんの吉祥寺曼陀羅での「短歌絶叫コンサート」には何度も通ったことがあります。30年も前のことです。
 武蔵浦和に戻って、駅前の須原屋書店に寄ってみました。こちらで『村上春樹イエローページ』の第2巻をゲットしました。第1巻は須原屋さんに取り寄せてもらうことにしました。