森の外れで今年初めての黄色い蝶を見掛けました。

takuzemi2010-03-20

 家人と私と息子との3人で狭山の天峯寺まで墓参りに出掛けることにしました。9時30分に家を出て9時39分の武蔵野線に乗りました。良いお天気です。気温も高くて薄手のジャンパーでも寒くありません。新秋津で武蔵野線を下車して、駅前の花屋さんで墓参用の花束を買い求めました。
 秋津の町を横切るのも久し振りです。狭山から越谷まで通っていた頃には、仕事が終わって秋津まで帰り着くと「狭山の我が家まであと一歩」という感じがしたものでした。カフェで一休みしては、小型のワープロ・オアシスポケットで日記を打ち込んだりしたものでした。
 秋津、所沢、新所沢、狭山市・・・と家人や息子とお喋りしながら電車での移動を楽しみました。狭山市の駅からはバスで狭山台団地まで移動します。バスの終点からは高台となっている農地を徒歩でひとやま越えなければなりません。やっと天峯寺にたどり着きました。
 山寺の森の外れで今年初めての黄色い蝶を見掛けました。家人が一番最初に見つけて教えてくれたのです。トーヴェ・ヤンソンの『ムーミン』のシリーズの中に「黄色い蝶は幸運の使者だ」という記述があったのを思い出しました。墓地はお彼岸の墓参りの人々で賑わっていました。
 墓参用の水おけに水を汲み、父母の墓を綺麗に掃除しました。親戚の叔母さんが掃除してくれたのか、雑草は余り見当たりません。三人で交代で線香を立てて合掌しました。我が家の墓には大きな桜の樹が一本植えてあるのですが、なかなか桜の花が開花しているのを見る機会がありません。