独り連句の第二弾を始めてみようと思い立ちました。

takuzemi2010-04-11

 朝の起き抜けの時間はメモ用のA6のノートに今日の予定をリストアップしました。「走書体」のアイデアノートもインデックス付きのものにしてから2冊目を使い始めました。初代のノートのインデックスに比べると2代目のノートのインデックスは多少とも進化してきたように感じられます。
 アイデアノートを利用して木曜日の「文学」(第2回)の授業計画を練りました。今週は漱石の『坊っちゃん』をテーマに語る予定です。三浦雅士さんの漱石が「母に愛されなかった子」だったという補助線を紹介しようとも思っています。
 テレビのニュースで井上ひさしさんの訃報を知り驚きました。井上さんがある本の座談会で『坊っちゃん』の映画化作品はすべて失敗していると語っていたのを思い出しました。徹底して言葉の面白さで成立している『坊っちゃん』という作品を映像で代替させることはできないという主張だったと思います。言葉にこだわった井上さんらしい発言だったと思い出しました。
 独り連句の第二弾を始めてみようと思い立ちました。先ずは発句を三句ほど考えました。今回は夏の季語から始めてみようという訳です。独りで連句を巻くのも大変です。「卓午」と「宗匠」との二役を偽装しながら、メールのやり取りなどもでっち上げて楽しんでいます。(家人は山上たつひこの『がきデカ』を思い出したらしく、私のことを「二人こまわり君」と呼びます。やれやれ。)