午後は4年ゼミ生のAさんが研究室にやって来ました。

 1限の授業が終わってしまうと、次の会議までだいぶ空き時間があります。明日のフランス語の教材研究や「文学」の教材研究に時間を割きました。
 昼休みの12時30分から1時までは「国際交流委員会」の会議が入りました。3号館6階の3609室でS先生の司会で会議を進めました。私もメンバーになって初めての会議です。今日は年間スケジュールの確認が主な作業でした。
 午後は4年ゼミ生のAさんが研究室にやって来ました。Aさんはフランス印象派の画家たちの「ジャポニスム」をテーマにした卒論を書こうと考えています。今日は図書館から5冊ほどの関連書を借りてきたと言います。全部の本に目を通すのは大変でしょう。これはと思う重要そうな本は精読すること、他の本はざっと「スキミング」(すくい読み)していくことなどをアドバイスしました。
 Aさんと話していたら、以前『芥川龍之介事典』の原稿を書いていた時の資料や原稿のファイルがあるのを思い出しました。Aさんに見てもらって、草案が原稿になっていくプロセスを説明しました。
 早めに帰路に着きました。気温の乱高下に影響されたのか、肩凝りがひどくて困ります。(春休み中には利用していなかったバックパックを毎日背負っているためかも知れません。)
 武蔵浦和に帰り着いてから駅前の須原屋書店に立ち寄りました。辰濃和男『ぼんやりの時間』(岩波新書)、車谷長吉『世界一周恐怖航海記』(文春文庫)の2冊の本を買い求めてから、カフェ・プレーゴで御法度の麦酒をいただきながら茫洋としました。