野崎歓先生の訳で『ちいさな王子』の第1章を精読しました。

 フランス語検定試験を受験したいというGさんが研究室に訪れました。実は別の学生さんに貸してしまってフランス語検定試験の過去問も数点しか手持ちがありません。独仏準備室に移動して、フランス語検定試験に役立ちそうな参考書を探してみました。Gさんのような熱心な学生がいると嬉しくなります。
 来週の火曜日の「演劇論?」のハンドアウトを精読しておきました。「オイディプス王」に関する内容です。これも段落ごとに学生諸君にマーキングしてもらいながら精読する予定です。テキストを精読するという時間は意図的に作り出さないと作り出すことができません。
 先日の火曜日に教室からはみ出してしまった「演劇論?」の受講生の実数が気に掛かります。教育支援課まで出掛けました。今日は履修登録もすでに終わっています。職員のSさんに聞いてみました。「演劇論?」が229名、「文学」が204名といずれも大規模授業です。授業をどう進めようかと考えると頭が痛くなってきました。
 5限は3年生のゼミの2回目です。今日は野崎歓先生の訳で『ちいさな王子』(『星の王子さま』)の第1章を精読しました。マリューズ・ブリュモンのテクストは次回からということになりそうです。「週間朝日百科 文学」のサン=テグジュベリの項目もコピーを配布して読んでおきました。最後にゼミ長などの役職を決めました。ゼミ長は日文科のSさん、副ゼミ長は中文科のO君、そしてコンパ係は英文科のOさんにお願いすることに決まりました。
 帰路は武蔵浦和の須原屋書店で村上春樹の『1Q84』を購入して帰宅しました。