今日のテーマは夏目漱石の『吾輩は猫である』についてです。

 昼休みには725教室まで移動して「文学」のハンドアウトと出席表をセッティングしておきました。研究室に戻ったところで、英文科の4年生のH君がやってきました。5月17日から教育実習に出掛けるので、実習校訪問の予定を打ち合わせるためにやって来たのです。私は5月下旬から6月初旬に掛けて3箇所の実習校を訪問する予定です。授業に穴を空けずに出張するための調整もなかなか大変なのです。
 3限の「文学」は3週間振りの講義となります。4月22日は体調不良のための休講、4月29日は「昭和の日」の祝日のためのお休みと言うわけで、今日は本当に久し振りの授業なのです。今日のテーマは夏目漱石の『吾輩は猫である』についてです。漱石を素材にして「ロマネスクな空間」の特性を語れたら嬉しいと常々考えています。今日はハンドアウトに沿って、じっくりと語ることができました。(残念ながら市川崑監督の映画『吾輩は猫である』はビデオの調子が悪くて途中で断念しなければなりませんでした。)
 夕方にはK歯科の予約が入っています。早めに帰宅しました。昼食を食べ忘れたのを思い出して、駅の構内で簡単な昼食を済ませました。帰宅して背広をジーンズに着替えて家を出ました。K歯科では今日はスケーリングなどの治療です。30分ほどで終わったので助かりました。歯医者さんとの付き合いも、私のライフワークのようになってきた「老い」のテーマの中で大きな位置を占めている様子です。