「夏目漱石」に関連した動画を検索してみました。

 授業で学生諸君にYou Tubeなどの動画を見てもらうすべはないものかと考えました。ノートパソコンをネットに接続して直接見てもらえば一番です。でも、「Craving Explorer」で録画しておけば、ネット環境が調っていない教室でも見られますね。そこで、Let's note CF-R6にも「Craving Explorer」を導入してみました。(i-Tunesのヴァージョン・アップも行ったので少々時間が掛かりました。)
 「夏目漱石」をキーワードにして、ネット上の動画を検索してみました。テレビ番組「知ってるつもり?」や自主制作の「夢十夜」などの動画が見つかりました。面白そうなものをダウンロードしてみました。私のLet's note CF-R6は処理能力に力不足のところがあるようです。「Craving Explorer」が一本の動画を録画するまでに、かなりの時間が掛かってしまいます。
 夕方には駅前の須原屋書店まで散歩に出掛けました。黒井千次『老いのかたち』(中公新書)と池田晶子『帰ってきたソクラテス』(新潮文庫)を買っておきました。正育堂文具店に移動して文具を物色しました。
 行きつけの「カフェ・プレーゴ」で一休みしながら黒井千次さんの『老いのかたち』を少々読んでみました。老いの日常を実に繊細な感受性で書き留めています。日常の中の極小の発見が実に精密な文章で書き記されていて驚きます。フランスの哲学者でありカミュの師でもあったジャン・グルニエのエッセイを思い出してしまいました。(写真は別所沼のメタセコイアの森です。新緑で輝いています。)