バスに乗って奥入瀬渓谷を目指しました。

takuzemi2010-05-23

 朝は午前5時に起床しました。十和田プリンスホテルの一室です。窓のカーテンを開くと、外はもう明るくなっています。目の前に十和田湖の風景が広がっています。先ずは家人と交代で源泉掛け流しの露天風呂に出掛けて朝風呂を楽しみました。
 一風呂浴びてから、湖畔の遊歩道を二人で散策しました。湖畔には広葉樹の林が続いています。空気が何とも美味しく感じられます。遊歩道から戻って、6時45分からのバイキングの朝食で腹ごしらえを済ませました。7時半にはバスの旅の2日目が始まりました。
 十和田プリンスホテルから見ると十和田湖の対岸に当たるあたりに高村光太郎の「乙女の像」があります。先ずは有名なこの彫刻を見物しました。あたりにはドロノキ、シロヤナギ、カツラ、ハルニレなどの木々が芽吹いています。驚くほどの緑の王国が続いています。
 バスに乗って奥入瀬渓谷を目指しました。十和田湖から流れでる水が息を飲むほどに美しい渓谷美を作っているのですね。水の流れや数々の滝や岩壁の眺めを楽しみました。途中でバスを降りて、添乗員さんの案内で遊歩道を団体で歩きました。
 流れの激しい場所になると誰もがデジタルカメラのシャッターを切り始めます。私は長年、「新緑のブナの林を見たい」と家人に話し続けてきたものでした。「100パーセントのブナ林」とは呼べないかも知れませんが、雑木林の中で沢山のブナも見掛けました。本当に満足できる山歩きでした。