夏休みに勉強すれば秋学期の講義が面白くなるぞと夢想しました。

 天岑寺の本堂で護持費・盆供等の費用を納めました。しばらく山寺の境内を散策しました。新しく建設された八角堂を眺めてから、以前の自宅の跡地を見るために移動を開始しました。かんかん照りの炎天下を歩くので大いに草臥れます。自宅の跡地を確認して早々に帰路に着きました。
 狭山市駅の西口も再開発事業の途中段階で荒れた感じがします。完成するまでには時間が掛かるのでしょう。家人とは「川越の町でも歩いてみようか」と話し合っていたのでした。けれども暑さですっかり参ってしまいました。所沢で食事を済ませて帰宅することにしました。WALZの8階のCASAで昼食を取りました。大きな声で元気にお喋りしながら食事を楽しんでいるお客さんたちはほとんどが女性客ばかりです。「父の日」の男たちはどこにいるのだろうかと思ってしまいました。
 帰宅してから和室に寝転がって読書の時間を持ちました。「フォリオテーク」のシリーズの一冊でジャック・プレヴェールの『言葉たち』を解説する本です。このシリーズにはアラゴンの『オーレリアン』や『屋上席の旅行者たち』を解説する本もあります。ロートレアモンランボーの解説書もあります。夏休みに勉強すれば秋学期の「ヨーロッパの文学」の講義が面白くなるぞと夢想しました。
 気が付けば最近はアイデアメモもアイデアノートもすっかり書き込みの量が減っています。日々の仕事に追われて意識が狭まっているのでしょう。春学期の授業終了まで余すところ一カ月というところです。そろそろ夏休みの勉強計画を練り始めても良いのかも知れません。(写真は天岑寺の境内です。鐘撞堂も再建されて立派になりました。)