春学期の残りの授業をどう進めようかと思い悩みました。

takuzemi2010-06-22

 朝の起きぬけの時間は春学期の残りの授業をどう進めようかと思い悩みました。就職活動や教育実習のため集まりの悪くなっている4年ゼミでは、卒論に着手する切っ掛けをそろそろ作り出したいものです。宮崎駿さんが『崖の上のポニョ』を産み出すために苦しみ続けるメイキングのビデオがあります。(NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」)その中の名文句を聞き書きしてまとめたA4×2枚分のメモがあります。ゼロからものを産み出すプロセスが分かります。これをハンドアウトに仕立て上げてみました。
 「演劇論2」の残りの授業も気掛かりです。DVDなどを利用して作品を実際に鑑賞する時間を持つように工夫してきたつもりです。けれども良い素材がないと面白くない授業になってしまいます。残りの数回の授業でモリエールラシーヌから現代までの流れを語り尽くせるかどうかも心配です。
 早めに昼食を済ませました。荷物を取りまとめて大学に移動しました。今日も大変な蒸し暑さです。元荒川沿いの並木道のベンチに腰を降ろして、川面を眺めながら一休みしていきました。
 Fさんが「教育実習記録」の冊子を持って研究室にやって来ました。3週間ほど前に大谷口中学まで研究授業を見学に行った学生さんです。「実習記録」の冊子には大学側のコメントを記入する欄があります。幸いFさんの研究授業を見学しながら感想を書き記しておいたメモが出て来ました。30分ほど掛かって何とか「大学側所見」を書き上げることができました。