人間科学部のT君が研究室にやって来ました。

takuzemi2010-07-15

 今朝も何とか傘を差さずに大学まで移動ができました。むっとするような蒸し暑さです。元荒川の河川敷沿いの歩道ではウォーキングを楽しむご老人の団体を見かけました。皆さんの元気そうな笑顔に思わず声援を送りたくなりました。出津橋のたもとのアカメヤナギも河川敷の草も鬱蒼と生い茂っています。梅雨空の下での植物たちのしたたかさを感じさせられました。
 2限のフランス語の授業に出掛けようとしていたら、人間科学部のT君が研究室にやって来ました。先日、「木曜日の文学の時間にアンケートをやらせてください」と言ってきた学生です。T君は大変な読書家です。昨年の人間科学部の総合講座の授業で、私が村上春樹さんの本を読んだと口を滑らせたことがありました。授業終了後にT君が話しかけてきて、大変な長話になったことを記憶しています。その時は村上春樹さんの本について話しが盛り上がりました。今日はT君は私の本棚からル・クレジオの『調書』と『愛する大地』を見つけて持っていきました。
 教育学部のフランス語のクラスでT君のことを少しだけ話題に乗せました。後で聞いたら、このクラスのE君がT君と仲良しだとのことです。E君も色々の文学作品を読んでいるとのことです。E君とも授業終了後にしばらく文学談義で盛り上がりました。