細君も冷房を入れることに反対しないようになりました。

 昨年までの夏と今年の夏とでは我が家の生活形態に変化したことがあります。家人がクーラー嫌いなので昨年まではほとんど冷房なしで生活していたのですね。ところが今年は猛暑のために熱中症で亡くなる方のニュースも毎日飛び込んできます。クーラー嫌いの細君も冷房を入れることに反対しないようになりました。なにしろベランダの温度は連日35度を越えています。室内の温度の設定を30度にしていても充分涼しく感じますね。
 来週一週間を何とか乗り切ると、いよいよ待望の夏休みです。今週末の読書のパターンもどうやら夏休みモードになってしまったようです。10冊ほどの文庫本や新書本を雑然と積み上げて、美味しそうなところだけをつまみ食いするというパターンなのですね。自分でも勉強や読書の本流というか本筋というかを見失っていると思います。夏の勉強の方向性を早めに見出したいものです。
 篠沢秀夫先生の『篠沢フランス文学講義』(大修館書店)全5巻を夏休みになったら読み直してみたいと思っています。今日は第4巻のアラゴンの章を読んでみました。先生が『オーレリアン』に高い評価を与えているのを知りました。TV5で放映されたテレビドラマの『オーレリアン』をDVDに焼いたものがどこかに有ったはずです。捜し出してそのうちに見直してみたいなどとも思いました。夕方にはTV5のニュース番組や石川忠久先生の『漢詩紀行』のDVDを見て楽しみました。