テレビを点けずに朝から本と向き合うのは悪くはありません。

takuzemi2010-08-08

 昨夜はベランダから戸田の花火を満喫しました。双眼鏡で覗いてみると至近距離で花火が大輪の花を咲かせるのが眺められます。家人と入れ代わりながらベランダに出たり入ったりしました。ところが、この時に網戸を開け放っておいたためでしょうか。朝方には家人が蚊に刺されて気の毒なことになりました。
 目覚まし時計の代わりに携帯電話を枕元に置いています。昨夜は「明日から早起きするぞ」と意気込んで、アラームの鳴る時間を一時間ほど早めたのでした。ところが起きてみたら眠気が取れません。かえって頭がぼんやりして効率が良くないようです。
 それでも、テレビを点けずに朝から本と向き合うのは悪くはありません。アラゴンの『冒頭の一句』を精読するのが、この夏の宿題です。午前中は4時間ほどノートを取りながら読書の時間を過ごしました。
 少しずつ短い作文とも取り組んでいます。「アイデアノート」に記した下書きをもとにして、短いテキストファイルを作ります。それをフリーソフトの「原稿クリエーター」でプリントアウトします。原稿用紙の体裁で印刷された草稿に赤ペンで修正を加えて推敲するという工程ですね。
 こうしたプロセスがほぼ習慣的かつ器械的(『明暗』執筆中の漱石の言い回し)に進行するようになれば充実した夏休みが過ごせると思うのですが、怠け者の自分を考え合わせると自信が持てません。