M君が今日は私の研究室までやって来ることになっています。

 実はそのM君が今日は私の研究室までやって来ることになっています。手狭になってしまった研究室の本棚からフランス文学関連の本を引き取ってもらおうという計画なのです。昼過ぎには家を出て大学へと向かいました。今日もかんかん照りの猛烈な暑さになっています。
 3号館7階で段ボールの箱を探しました。紀伊国屋書店の小型の段ボール箱が数個分見つかりました。組み立てて底の部分を駅前のダイソーで買ってきた布テープで補強しました。研究室の本棚には白水社の雑誌「ふらんす」のバックナンバーが大量にあります。まずはそれを本棚から廊下の長い机に運び出しました。紀伊国屋の段ボールに詰めてみると「ふらんす」がぴったりと2段に納まります。まるで特注したような具合です。2時過ぎにはM君も到着しました。
 M君にも手伝ってもらって完成した段ボールの箱を布テープで閉めてもらいました。「ふらんす」が片付いてしまってから、本棚から「Poche」(ポケット文庫)や「Folio」(フォリオ文庫)を運び出す作業に取り組みました。途中で段ボールの箱が足りなくなりました。幸い6号館のコンビニエンスストア「AM PM」で数個の残ボールの箱を分けてもらうことができました。若いころに愛読したメグレ刑事のシリーズなども沢山出てきました。2時間ほどで6個の段ボールの箱が一杯になりました。
 段ボールの箱を台車に乗せて6号館の「AM PM」に移動しました。ここから新潟にあるM君の実家に宛てて宅急便を送って今日の作業が片付きました。・・・夜は駅前の「はなの舞」でビールをいただきながら、M君とのお喋りを楽しみました。