午後は大学の図書館に行ってみました。

 早めに昼食を済ませました。午後は大学の図書館にでも行ってみようかと思い立ちました。Webで調べてみたら今日は午後の5時で閉館です。早速家を出ることにしました。
 バックパックに数冊のファイルと二冊の本を投げ込んで家を出ました。外は何とも大変な暑さです。・・・新越谷まで移動して、マーキング用の定規を忘れてきたことに気付きました。旭屋書店の文具コーナーで立派な20センチの定規を買うことができました。
 北越谷まで移動して、そこから大学まで歩くのがまた大変です。今日の暑さはクレージーです。汗だくになってしまいます。幸い大学の図書館は冷房も効いていて居心地も最高です。地下のPCルームで作業をしている学生諸君も、閲覧席で勉強をする学生諸君も数はそう多くはありません。アラゴンの『冒頭の一句』をマーキングしながら読み直して過ごしました。
 地下の閲覧室には通常の書架の他に、やさしく書き直された英語読本のコーナーもあります。OXFORD UNIVERSITY PRESSのシリーズなどですね。原稿書きに飽きて、オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』を読んでみたら、なかなか面白いのです。しばらく読み耽ってしまいました。
 図書館では全3巻本の『アラゴン選集』(飯塚書店)に当たってみたり、アンリ・ベアール著『アンドレ・ブルトン伝』(思潮社)を斜め読みしてみたりしました。全6巻の『フランス文学講座』(大修館書店)の『第2巻 小説?』の中から巌谷國士先生の「シュルレアリスムと小説」をコピーしておきました。なかなかすらすらと草案を書き進めることができません。今日も苦吟難吟です。3時間ほど図書館で過ごして帰路に着きました。(帰りの電車の中で音楽のY先生にお会いしました。これから用事で池袋に出掛けるとのことです。車中で四方山話を楽しみました。)