「収穫逓減の法則」が働き始めているようです。

takuzemi2010-08-20

 朝は起き抜けの時間からエドゥアール・ベガン氏の『冒頭の一句』についての論文を読み進めました。大変に刺激される面白い論文です。お気に入りの一行に出会った時は、アイデアノートに即興で訳文を書き留めて次に進みます。気が付いたら2時間ほども没頭していました。
 自分自身の作文も少しずつ書き溜めていかねばなりません。今日はA4のプリンター用の紙を横にして、一つのテーマを巡ってマインドマップを作成してみました。ほんの10分ほどで簡単なマッピングを済ませ、次にこのマインドマップを元にして原稿の草案を走り書きしてみました。DELLのデスクトップを起動して、この草案をテキストファイルに加工し、いつもの「原稿クリエーター」でプリントアウトするという段取りです。10時過ぎには一工程が片付きました。
 ここで家事分担を片付けます。いつものように地下の貯蔵室までゴミを捨てに行きます。新聞を取って帰って、ざっと目を通します。それから近くのスーパーまで食品を買い出しに行くという「周遊」です。一種の儀式のようにパターン化された作業ですね。
 「収穫逓減の法則」が働き始めているようです。モチベーションが落ちてきたのが自覚されます。気分転換して仕事の場所を変えてみることにしました。家人の付くってくれた蕎麦を早めに食べて、荷物をまとめて家を出ました。研究室か図書館で、せめてあと2時間ほどは集中する時間を持ちたいと思ったからです。