「被爆アオギリ 米国へ」という記事に目が留まりました。

 そんな訳で今日の昼食は完全な「糖質制限食」となるように工夫してみました。食材を選ぶにも結構手間が掛かります。食事に手間が掛からない人々がうらやましく感じられます。
 午後は友人の銀行口座にカードを利用して送金しました。大学時代の仲間たちとの旅行の幹事役を務めている友人なのです。旅行の往復の航空運賃の費用を払い込みました。近くのATMからカード一枚で払い込めるのです。何とも便利な時代になったものです。ちょっと怖いような気もしますね。
 2泊3日で遊んできたのですから、そろそろ仕事に取り掛からねばなりません。ところが午後の3時を回ったあたりで、猛烈な睡魔が襲ってきました。やむを得ず、和室で横になることにしました。3日の旅の間に、眠りが多少とも不足した部分があったのでしょうか。それを取り戻すように2時間ほども爆睡してしまいました。気が付くと何ともう夕方の5時です。
 夕刊を見ていたら「被爆アオギリ 米国へ」という記事に目が留まりました。「広島の原爆で焼けただれながらも新芽を出した「被爆アオギリ」が米国に渡る。被爆者の思いを伝え続ける東京都町田市のシンガー・ソングライター中村里美さんがこの秋、被爆アオギリの種から育った2世と3世の苗木計3本をワシントンDCにあるカーネギー地球物理学研究所の庭に植える。植樹の際には、ゆかりの歌も披露する。」(朝日新聞夕刊)とあります。
 実はこのアオギリはツアーのガイドのYさんに引率されて先日見たばかりです。グループの44名と一緒に見た後に原爆資料館を見学し、その後で再び、家人と二人でアオギリの前まで舞い戻ったことを記憶しています。広島は暑い暑い日でした。
 原爆投下後は「二度と草木も生えない」と言われていた土地です。そんな土地に新しい生命の芽吹きが芽生えてくるのを見た当時の人々の熱い思いがアオギリにも感じられました。(写真は原爆資料館近くにある「被爆アオギリです。幹には激しく裂けた傷跡が残っています。)