内田樹先生の「ことばとは何か」を選んで読んでみました。

 昼休みには3年ゼミ生のFさんが研究室に現れました。介護等の体験で特別支援学校に2日間行ってきたのです。色々と初めての体験ばかりで、戸惑うことも少なくなかったと言います。実習ノートを拝見して、署名・押印を済ませておきました。
 昼休みの残り時間で「ヨーロッパの文学」のハンドアウトに目を通しておきました。4年のゼミで読む予定の資料にもざっと目を通しておきました。今日はなぜか一日の時間が急ピッチで過ぎていくように思われます。
 3限は「フランス語6」の授業でした。古い教材ですが「フランスにようこそ」というビデオ教材を使っています。今日も10分ほどビデオを見てから、テクストの解釈を済ませました。再びビデオを見てから、注意すべき表現などを学びました。今日は第8章を読了しました。
 4限の4年生のゼミでは『ちくま評論選』(筑摩書房)の中から内田樹先生の「ことばとは何か」を選んで読んでみました。ソシュールの考えた「言語活動」とは「もともとは切れ目の入っていない世界に、人為的に切れ目を入れてまとまりをつけること」だと言うのですね。それは「満天の星」に切れ目を入れて、まとまりをつくり「星座」とするようなものだと著者は語ります。大変に面白いエッセイでした。
 大学で作ったデータをKドライブの教員の個人用フォルダーに入れて帰ることにしました。これだとUSBのメモリーも要りません。出先でデータを紛失する心配もないわけです。今日はブログの種のデータを研究室で完成させて、帰路に着くことにしました。