「良い天気だね」と樹に挨拶をしておきました。

takuzemi2010-11-10

 朝は穏やかな青空に恵まれました。薄手のコートを羽織ってきたのですが、バックパックを背負って元荒川沿いの道を歩いていると暑いくらいです。出津橋を渡るときに、久し振りに橋の脇のアカメヤナギに声を掛けたくなりました。「良い天気だね」と樹に挨拶をしておきました。
 研究室に入って、明日の「ヨーロッパの文学」の下調べに取り掛かりました。年内に残された数回の講義で、フランス文学や思想の源流とも言える作家たちについて語ってみたいと思っています。明日はパスカルの『パンセ』について語る予定です。まだ「仕込み」がゼロの状態なので、色々と調べなければなりません。
 インターネット・ラジオ局France Cultureを聴いてみました。何とフロベールの『感情教育』についての番組を放送しています。フレデリックとアルヌー夫人の最後の出会いの場面やフレデリックと旧友デローリエの最後の会話の場面もたっぷりと朗読で聴くことができました。しばらくフランス語の音を楽しみました。
 11時過ぎには医務室に移動しました。インフルエンザのワクチンを受けるためです。申し込み用紙に住所、氏名、生年月日などを記入して、列に並びました。順番が来て、お医者さんの診察を受けました。問診と内診です。ワクチンを打っても良いと診断されました。隣の処置室に移動して、ワクチンを打っていただきました。今夜のお風呂は入っても構わないのだそうです。