「春からは埼玉で小学校の教員になります」と教えてくれました。

 昼休みの12時30分からは会議が入っています。文学部の国際交流委員会です。委員長のS先生の司会で会議を進めました。中国文学科の認定校留学希望者の審査、シドニー、中国、ロンドンなどに短期留学する海外渡航学生を対象にした危機管理セミナー開催の確認などの議題を片づけました。会議が終わってから学生食堂に移動して遅い昼食を取りました。
 研究室の外の3号館7階の廊下では7〜8名の学生諸君が集まって賑やかです。近々予定されている英米科の卒論中間発表会の配布用冊子を作っているのですね。中の一人の女子学生が「春からは埼玉で小学校の教員になります」と教えてくれました。以前、一緒にロンドンの語学研修に出掛けたAさんという学生です。もう少しで卒業となってしまうのですね。
 柳広司さんの『贋作『坊ちゃん』殺人事件』(角川文庫)を読んでいたのですが、疲れてきました。気分転換に図書館まで出掛けることにしました。冬の陽は傾くのが早くて、キャンパスはもう影が君臨しています。風が冷たいので、コートを羽織っての移動です。図書館では本を3冊ほど借りてきました。すっかり冬になったのか、風が馬鹿に冷たく感じられる一日となりました。
 16時20分からはセンター入試の監督者説明会が3301教室で開催されました。入学課職員のIさんがスクリーンに資料を映写しながら説明してくれます。実は一週間前にもセンター入試のリスニングテスト予行演習があったばかりです。先週の演習は2時間あまりも掛かりました。今週は1時間少々で何とか説明会が終ったので多少は楽だったと言うべきでしょう。(さてさて、今日はジョン・レノンの命日だったのですね。「イマジン」を聴きながら合掌しましょう。)