日文3年のKさんとのお喋りを楽しみました。

 2限のフランス語は楽しい小話を読んでみました。アントワーヌ君という生徒が口頭試問を受けて、とんちんかんな受け答えをするという笑い話です。今日はテキストの読みは早めに切り上げました。複合過去の時制についての復習の時間を少々取りました。最後に印象派の画家たちの絵画を紹介するDVDを見て終わりました。授業終了後に学生諸君からいくつかの質問がありました。
 3限の「ヨーロッパの文学」ではミシェル・ブラン主演・監督、キャロル・ブーケ共演の『他人のそら似』を見てみました。有名な俳優たちが実名で出てくる映画です。女優のキャロル・ブーケのためにシナリオを書いているミシェル・ブランに最近いくつもの奇妙な出来事が起こります。身に覚えのない罪でいきなり逮捕されたりと変なことが起こるのです。結末も秀逸ですね。大変に面白い映画でした。
 授業が終わって研究室に戻ったら来客がありました。日文3年のKさんです。私のゼミの数人の学生諸君と同級生だとのことです。私が村上春樹さんの作品を沢山読んでいると聞いてやって来た様子です。Kさんは『1Q84』を読み終わったところだと言います。村上春樹さんの作品を巡って一時間ほども楽しいお喋りをして時間を過ごしました。
 今日は空き時間にはFrance Cultureのインターネットラジオもだいぶ聴けました。レイモン・クノーとジョルジュ・シェルボニエの対談などもあって楽しめました。この頃はブログの種は「走書体」でA4の紙に走り書きして下書きを作っています。この下書きを親指シフトのキーボードから打ち込んでデジタル化します。書き上げたテキストファイルは教員用のネットワークドライブに書き込んでおきます。自宅に帰宅してからインターネット経由で大学のネットワークドライブに接続してデータをダウンロードします。これをチェックして、ブログにアップするという手順ですね。(帰路は元荒川沿いの道を選びました。川面に対岸の木々の倒立像が映って何とも綺麗でした。)