テクストは「聖なるヴァーチャル・リアリティ」です。

 3限のフランス語6では「フランスへようこそ」の第16章を読みました。最初に第16章の全体をビデオで見てしまいました。それから小さなブロックに分割してテクストを精読していきました。「困難は分割せよ」ですね。今回もカメラはバカンスに出掛けたフランソワーズ、イザベル、ヴァンサン、ピエールの4人を追いかけます。イザベルのおばあさんの家に泊まるフランソワーズとイザベルには温かいベッドがあります。ところがヴァンサンとピエールの男子二人組は町外れでキャンピングをするので大変なのですね。面白いビデオでした。
 4限の時間帯は空き時間です。先ずは5限のゼミのためのプリントを作りました。準備室のコピー機を借用しました。それから研究室に戻って、TF1のニュースをコンピュータで見ました。パリがすっかり雪に覆われているのですね。交通の不具合もあちらこちらで起きているとのことです。
 研究室の窓から西の空を眺めていたら、夕日が何とも美しいのですね。デジタルカメラを提げて、元荒川のほとりまで夕日の写真を撮りに出掛けました。気が付けば5限のゼミの時間が迫っています。慌てて教材・教具をかき集めて、635教室に移動しました。今日のテクストは西垣通先生の「聖なるヴァーチャル・リアリティ」です。仮想空間の中で欲望を満たそうとする現代人の行動の分析が見事になされているのに感心しました。学生諸君も楽しんでくれたようです。秋学期末のレポートの話をしてゼミを終えました。(写真は元荒川の落日の風景です。)