4年ゼミ生のH君の卒論に目を通すことになっています。

 26日の今日は日曜日ですが、4年ゼミ生のH君の卒論に目を通すことになっています。早めに昼食を済ませて、12時過ぎに家を出ました。冬期休業中の日曜日ということで、研究室までは行かずに、北越谷駅前の喫茶店で合流することにしました。
 H君の卒論のテーマはワインやパンなどの食品が西洋の食文化の伝統の中でどのような意味を持っているかを問い掛けるものです。全体を読ませてもらいましたが、なかなか良く調べて書いてあるという印象でした。図版もカラーで挿入されていて参考になりました。
 一旦帰宅して家人の「断捨離」の手伝いをしました。不要となった古着などを家人は一昨日あたりから猛然と捨て始めているのですね。「生態を変える」という観念に思い至ったのではないかと考えてしまいます。深沢七郎氏のエッセイにもそんな題のものがあったような気がしますが・・・。(いずれにしても「何かを変えることができる」という思いは貴重なものではないでしょうか?)
 午後の3時過ぎには家を出て、浦和のPARCOに向かいました。目的地はPARCOの8階のさいたま市立中央図書館です。今日は何とも幸運でした。居心地の良い書斎席が空いていたからです。ブログの種を書き記したり、論文の草案を手直ししたりして、夕方の時間帯を集中して過ごすことができました。
 帰路の南浦和の駅では同僚の人間科学部のN先生にお会いしました。一駅だけですが電車の中でお喋りを楽しみました。先生は先輩の古希のお祝いで上野に出掛けたのだと言います。アメヤ横町で美味しいものを買ってきたと買い物袋を見せてくれました。「店員さんの口上が上手なので、ついつい買い過ぎてしまうんですよ」と嬉しそうな顔をしました。