幼いころに母に連れられて良く来た記憶があります。

 さすがに喜多院の境内は大変な人だかりです。露店も沢山出て大いに賑わっています。第4番の恵比寿天のある成田山までは参道の両側に露店が並んでいます。人だかりを抜けて、恵比寿天を詣でました。
 成田山の境内を出て、県道川越−日高線に沿って歩きました。実は高校生の頃に良く通った道です。福田屋書店の脇の細い路地を覗き込んでみました。高校生の私がひょっこりと出てきはしないかと思ってしまいました。
 第5番は蓮馨寺の福禄寿神です。この境内には幼いころに母に連れられて良く来た記憶があります。参拝を済ませてから、蔵造りの町並みを歩きました。NHKの連続ドラマで川越を舞台にした「つばさ」が放映されていた頃に比べると観光客は多少は減っているような気がします。あの頃の極端な雑踏よりは、今の方が適正規模に感じますが・・・。
 川越に住んでいた祖母に連れられて、菓子屋横町に何度か行った記憶があります。裸電球の灯った薄暗い店が数軒並んでいただけだった記憶があります。今の菓子屋横町のような華やかさはありませんでした。
 第6番、見立寺の布袋尊と第7番、妙昌寺の弁財天を巡ると、さすがに足が痛くなってきました。案内のパンフレットには全行程約6kmとあります。最後の妙昌寺から川越の駅までがかなりの距離があります。実際には7kmぐらいは歩いたのではないでしょうか。(写真は蔵造りの町並みです。お天気も良くて、街歩きには絶好の日和でした。)