Evernoteは「ブラックボックス」なのですね。

takuzemi2011-01-04

 朝からEvernoteの機嫌が良くありません。DELLのデスクトップを起動して、数件のメモを書き込んだのですが、上手にサーバーとの同期が取れないのです。しばらく様子を見ることにしました。
 何度繰り返してもEvernoteが「同期に失敗しました」と言ってきます。失敗した理由を明かしてはくれません。ゴメンナサイのひと言が有るわけでもありません。(当たり前ですね。)
 考えてみれば私のような素人にとっては、Evernoteは「ブラックボックス」なのですね。どのようなメカニズムで動作しているのか、あるいはどのような原因で「同期に失敗する」のかも分かりません。
 私はそのブラックボックスに、自分の大切なデータをせっせと貯め込んできたのです。何か大変なことが有った時に「どうなるのだろう?」という想像力を働かせることもなしに・・・。それが、今日はふと怖くなりました。『三四郎』の広田先生なら「危ない、危ない」と言うかも知れません。Web上にデータを置くことの是非についても、自分の責任でじっくりと考える必要がありそうです。
 テキストファイルを扱うのがメインの作業である私のような人間にとっては「Wzエディターのアウトラインで充分じゃないか?」という自問自答がなされるべきなのかも知れません。「Evernote万歳! ワイワイ!」と舞い上がっていた自分を反省しています。(「同期に失敗」という問題が解決しても、ここまでの意見は変わらないと思います。私の職場の尊敬する同僚には、いまだにHP200LXのVzエディターのみで全てのデータを管理している強者がいます。彼女の頑固なまでのDOSに対する信頼には頭の下がる思いの私です。)