今日の講義ではジャック・プレヴェールの詩を数篇紹介しました。

 昼休みには英文科の4年生のN君が研究室にやって来ました。N君は由緒ある出雲系の神社の跡取り息子です。すでに禰津の資格を持っていると聞きます。お正月は参拝客も多くて忙しかったと言います。I先生のゼミ生です。卒論の試し刷りを見せてくれました。英語教育の現場でマンガを教材として活用する可能性を論じたものです。卒論の中に実際にマンガが描き込まれているので感心しました。
 午後の1時からは643教室で「ヨーロッパの文学」の講義です。今日はジャック・プレヴェールの詩を数篇紹介しました。「夜のパリ」「朝の食事」「君のために、恋人よ」などの有名なものです。プレヴェールの作ったコラージュ作品もスクリーンに映写して見てもらいました。「花火」の図解が講義の後押しをしてくれました。「バルバラ」の朗読では、ついつい力が篭もってしまいました。
 学生食堂で遅い昼食を取って、研究室に戻りました。コンピュータに向かってブログの種を打ち込んでいたら、卒業生のH君がやって来ました。色々と悩みを抱えている様子です。2時間ほどもH君の話しを聞いて過ごしました。
 帰りの東武線の電車に乗ったら、朝の電車でお会いしたU先生にまたお会いしました。一緒にお喋りしながら武蔵野線に移動しました。武蔵野線のホームに上がったら、昼休みに研究室にやって来た英文科のN君に出くわしました。何となく今日は偶然の一致が重なるようです。U先生にN君を紹介して、武蔵野線の車中でお喋り大会となりました。