感想文ではプレヴェールの詩の紹介がなかなか好評でした。

 空き時間を利用して来週の木曜日の「ヨーロッパの文学」で何を話そうかと考えてみました。学生諸君に書いてもらった感想文ではプレヴェールの詩の紹介がなかなか好評でした。私が多少とも演技性を意識して、ドラマティックに朗読したのが良かったのかも知れません。教員も演技者・誘惑者としての一面を持つべきなのでしょうか。
 そんなことを考えていたら、学生諸君の面白がってくれそうな素材を提供しようという気分になってきました。サルトルをテーマに語ろうと下調べをしていたのですが、『星の王子さま』を精読するという選択肢も面白そうです。マリーズ・ブリュモンの『『星の王子さま』を学ぶ人のために』(社会思想社)も一歩突っ込んだテクストの読み方を教えてくれます。この辺の本を紹介する形でハンドアウトを固めても良さそうです。(時間的な制約もあります。日曜、月曜の二日間でハンドアウトを作らなければなりません。)
 さてさて、センター入試の仕事に戻らなければなりません。5限のリスニングの時間になって、やっと私の仕事が入ってきました。ICプレーヤーでなく、CDプレーヤーから直接リスニングするという受験生がいるのです。一人だけ別室で受験することになります。主任監督は入試委員のS先生、私はタイムキーパーという補佐的な役回りです。
 無事にリスニングのテストも定時で終了しました。けれども解答用マークシートの枚数確認の作業が済むまでは開放されません。夜の8時ごろになるだろうという見通しです。7時45分まで研究室で一休みしても良いとお許しが出ました。(帰宅してから、Googleカレンダーの記入をしていたら、深夜になってしまいました。友人から楽しいスケッチが沢山届きました。)