今日の最後の仕事は「情報処理と言語文化」の採点です。

 学生食堂に降りて昼食を済ませました。食後もしばらく食堂にとどまって一休みしました。iPhoneでの読書を楽しみました。宗助の座禅のエピソードをしばらく読んでから、気を取り直して研究室に戻りました。午後も当分の間は採点の作業を続けなければなりません。
 「総合講座6」の小作文に目を通しながら採点を続けました。ていねいに言葉を選んで書いてある小作文にはやはり高得点を付けたくなりますね。それからキラリと光る着想の見事さが感じられる作文にも良い点を付けたくなります。一時間半ほどで何とか「総合講座6」の採点を終わりました。
 それからフランス語のシラバスを手直ししました。一昨日、同じクラスを春学期に担当するA先生から引き継ぎのデータをいただいたのでした。それに沿って以前に書いたシラバスを修正しました。これもなかなか手間が掛かりました。
 今日の最後の仕事は「情報処理と言語文化」の採点です。ネットワークドライブに学生諸君の作品が番号順に並んでいます。これを研究室のコンピュータから点検して採点していくのですね。中には順番が狂っているケースもあります。半角の英数字で学籍番号を書かないととんでもない場所にデータが移動してしまいます。一つ一つ点検しながら採点しました。
 それにしても冷え込んでいます。3時過ぎに研究室を出て、帰路につきましたが、元荒川沿いの散歩道もとんでもない寒さです。コートのポケットに手を突っ込んで北越谷の駅まで移動しました。帰路の武蔵野線では漱石の『門』を読了しました。iPhoneのアプリ「i文庫」での読書です。明日からは『坊っちゃん』を読みましょうか、それとも『吾輩は猫である』を読みましょうか、悩んでしまいます。(写真は出津橋のふもとの赤目ヤナギです。無骨な幹が何とも存在感を主張しています。)