発表会の会場には、もうゼミ生の諸君も集まっています。

takuzemi2011-02-04

 今日は4年ゼミ生の諸君の卒論発表会が予定されています。幸いお天気も穏やかです。少しばかり春めいた雰囲気も感じられる朝となりました。武蔵野線の車窓からの眺めにも大きな紅梅の木が咲き誇っている光景が飛び込んできます。北越谷の駅を降りて、いつもの道を歩いていると、庭に梅の木を植えているお宅があるのですね。その蕾が開花し始めているのに気づきました。
 研究室に着いて、ゼミ発表会の資料、ゼミ生諸君の卒論、筆記用具などを用意しました。荷物を抱えて8301教室に移動しました。もうゼミ生の諸君も集まっています。11時45分から日文科の発表会にも出席しなければならないSさんに一番に発表してもらうことにしました。ギリシア神話の豊穣神が冥界に下る話を構造分析した論文です。(今日初めて気づいたのですが、Sさんの論文は3年時のゼミで読んだマリーズ・ブリュモンの『『星の王子さま』を読む人のために』の方法論に多くを負っているのでした。)
 続いてO君のイギリスとアイルランドのパブ文化の比較考察、K君のエスニック・ジョークに基づくヨーロッパ諸国の文化比較、H君のパンとワインをキリスト教の文脈で解読するという論文という具合に並びました。(Aさんは印象派における「ジャポニスム」について考察した論文を書きました。残念ながら今日は企業の研修の予定が入ってしまって欠席でした。)
 来年度からゼミ生になるK君、3年ゼミ生のFさんにも参加していただきました。山本ゼミの発表会が終わってから、日文科の発表会が行われている725教室に全員で移動しました。こちらはもう何人もの発表が終わった後でした。