研究室に小説好きのT君が遊びに来てくれました。

 21日の朝は起き抜けの6時から仕事に取り掛かりました。3種類ほどの書類を作らなければならないノルマが有るのです。デッドラインも1週間後ということで早めに作業に取り掛かりました。ファイルを作って、プリントアウトして、赤ペンでバグ取りを入れるという手順です。基本的には原稿を書く場合とまったく同じです。8時30分まで作業して一段落としました。
 9時前には荷物を取りまとめて家を出ました。今日は午後の1時から「文学」の第1回が予定されているのです。2限の始まる前には大学に着きました。準備室でドイツ語のF先生、フランス語のY先生とお会いしてお喋りを楽しみました。お二人とも2限には授業が入っています。先生方が教室に向かわれてから、研究室に移動しました。
 研究室にコンピュータを起動して、今日の授業で使うパワーポイントのスライドを点検しておきました。学食で食事を済ませてから、ハンドアウトをセットするために725教室まで移動しました。午後の1時からの「文学」では導入として「文学とは何か」をテーマに話しました。久し振りに大声で喋ったので、喉が痛くなりました。
 研究室に小説好きのT君が遊びに来てくれました。T君に貸してあったル・クレジオの『調書』と『愛する大地』を返してくれるために来たのです。T君と文学談議を始めるとスリリングな時間が流れ始めます。かなりの長時間に亙ってお喋りを楽しんでしまいました。(写真は元荒川の河川敷の菜の花の群れです。遠く出津橋の近くにはアカメヤナギの新緑も望まれます。)