武道家が修練を休んではいけないのと同じことですね。

takuzemi2011-04-22

 肌寒い曇り空の日々が続いています。今日は2限からの予定なので、朝は9時過ぎに家を出ました。コートを羽織って出掛けようかと迷ったのですが、結局は背広だけでの移動となりました。車中では数日前から読み始めたデビッド・アレン著、田口元訳『ストレスフリーの整理術』(二見書房)をゆっくりと読み進めました。「GTD」(GETTING THINGS DONE)という仕事を片付けるための手法を学び始めたところです。
 10時40分からは本当に久し振りに相棒のFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。二カ月ほど休んでしまったので、テクストを読む精度が落ちているのを感じます。やはり語学も読解も日々の鍛練が大切なのだと痛感しました。武道家が修練を休んではいけないのと同じことですね。ブリュネルのテクストはランボーの『地獄の季節』の草稿を分析するものです。今日はインドの神話についての言及などもあり、テクストを読むのに色々と苦労しました。
 昼休みには非行少年の自立や立ち直りをサポートするためのボランティアをしているという二人の学生諸君が研究室にやって来ました。ボランティアの仲間を募るために、私の「文学」の講義の時間に活動の内容を紹介するための時間を取ってくれと言うのですね。来週でOKだと快諾しておきました。・・・新入生のM君も研究室にやって来ました。春学期の始めの面談です。元気に大学の環境に溶け込み始めているとのことです。