今日は頭が疲れているのか連想が浮かんできません。

　午後からの授業です。朝は自宅の居間でのんびりとしました。昨夜は少々夜更かしをしてしまいました。そのためか、もう一つ元気が出ません。８時ごろから演劇論の教材研究に取り掛かりました。私の教材研究の方法は「拡散的方法」とでも言いましょうか。ハンドアウトの中に書き込まれたキーワードを連想で別のキーワードに変換していくやり方なのです。ところが今日は頭が疲れているのか連想が浮かんできません。頭の中に言葉が浮かんでこないのでは困ります。
　早めに場所を変えることにしました。荷物を点検して背広に着替えました。予定より早く家を出て大学に移動を開始しました。電車の中では稲垣直樹氏の『「星の王子さま」物語』（平凡社新書）を読みました。まだ読み始めたばかりですが、サン＝テグジュペリがレコード盤に録音する装置「ディクタフォン」を使って口述で吹き込んだ原稿を秘書にタイプさせていたことを知り驚きました。
　北越谷の駅で同僚のＴ先生とお会いして大学まで同行しました。「色々と忙しいですね」がお互いの挨拶になってしまいます。それでも元荒川に沿った小道を歩いていると緑が気分を和らげてくれます。研究室に着いて一息付いてからハンドアウトの再点検に取り掛かりました。
　昼休みには先日、Ｍ中学で研究授業を行ったＩ君が挨拶に来てくれました。教育実習が無事に終って一息付いた様子です。教員採用試験まで頑張らなければなりません。研究授業はゲーム性を生かした楽しい授業だったと伝えておきました。