安田登著『異界を旅する能』(ちくま文庫)が目に止まりました。

 午後は大学図書館に移動しました。しばらくマリーズ・ブリュモン著『『星の王子さま』を学ぶ人のために』(社会思想社)をスキミング(すくい読み)して過ごしました。ゼミで何度も読み返しているために、重要な部分にはマーキングが施してあります。重要な単語もチェックが済んでいます。場所を改めてコンピュータのあるところで抜き書きを作ることにしました。図書館では1時間ほど作業するのがやっとでした。疲れが溜まっていて作業効率が上がりません。早めに帰路に着くことにしました。
 移動の途中で北越谷のVARIEの旭屋書店に立ち寄りました。新刊の文庫本を物色していたら、安田登著『異界を旅する能』(ちくま文庫)が目に止まりました。この本を一目見て以前から能のことを勉強してみたいと思っていたことを思い出したのです。良いテキストになってくれそうです。さっそく買い求めておきました。
 帰宅して一休みしてから、親指シフトキーボードのノートパソコンFMV-S8390を起動しました。多忙な日々が続いて、手近にあるDELLのデスクトップの方がどうしても出番が多くなります。ノートパソコンの方は久し振りの起動です。結構、癖があるのでなかなか慣れません。マリーズ・ブリュモンの訳書からの抜き書きを作る作業を1時間ほど続けました。
 データが詰め込んであるUSBのメモリーをノートパソコンに挿入しました。自動的にランチャーが起動するように設定してあります。「ヨーロッパの文学」と題されたテキストファイルを調べてみたら、『星の王子さま』についての一回分の講義のデータがあることが分かりました。一安心です。(大学の正門を入ったところに花壇があります。小さな花が目を楽しませてくれます。)