「Wzエディター7」を愛する方々の意見を聞ければ幸いです。

 3限の「文学」は夏目漱石の『門』について話しました。ハンドアウトは熊倉千之先生の『漱石の変身』(筑摩書房)を紹介する内容です。『門』をこんな風に読んでみたらという先生の提言にはぞくぞくしてしまいます。スリリングな読解なのですね。今日の講義はかなりテンションを上げて90分フルに喋り続けてしまいました。受講生の中には漱石の『門』を読んでいる人もいました。突撃インタヴューで感想を語ってもらうこともできました。
 研究室に戻って一休みしました。元気が戻ってきてから、出前授業のハンドアウトを作成しました。自前のデータも多少はあるのですが、それほどまとまりが良くありません。週刊朝日百科「世界の文学」のデータと加藤晴久先生の『自分で訳す星の王子さま』(三修社)のデータを出典を明記して利用させていただくことにしました。B42枚のすっきりとしたハンドアウトをまとめることができました。
 帰宅してからDELLのデスクトップを起動しました。Evernoteを立ち上げて、新規ノートにTODOの箇条書きを書き込んでいきます。チェックボックスも「CTRL+SIFT+C」で簡単に作ることができます。10数項目の「やるべきこと」を書き込んでから「同期」を済ませました。iPhoneの側からも「Egretlist」を同期させると「TODO」が読み込まれています。これはなかなかのアプリですね。Getting Things Doneの力強い味方になってくれそうな気がします。
 さてさて、ブログの種を書きながら、悲しい想いにとらわれています。大好きな「Wzエディター」がヴァージョン7になって重くなってしまったように感じているからです。ヴァージョン5ではサクサクと動いていました。欧文特殊文字をインプットするためのマクロ「euro.edit」も文句なく動きました。ヴァージョン6ではコンパイルの仕方が変わったとのことで「euro.edit」などのマクロが動作しなくなった記憶があります。(間違っていたら指摘してください。)そしてヴァージョン7の「Wzエディター」なのですが、私の考えでは余りにも動作がとろ過ぎます。打ち込んだ文字を変換するのにも「時差」が生じてしまいます。「Wzエディター」を愛する方々の意見を聞ければ幸いです。(写真は元荒川沿いの散歩道です。すっかり緑のトンネルになっています。)