篠沢秀夫先生の『フランス文学精読ゼミ』を読みました。

 あんまり暑いので涼を求めて駅前の書店まで出かけました。しばらく本を物色している間に汗がおさまってきます。でも本屋を出ると元の黙阿弥なんですね。スーパーマーケットにもよって、ゆっくりと買い物を楽しみました。こちらも冷房が効いていて助かります。でも、余り長居をするわけにもいきませんね。
 家人が娘の家に出かけてしまったので家の中はひっそりしています。書斎に閉じ籠って篠沢秀夫先生の『フランス文学精読ゼミ』(白水社)を読みました。ランボーの『地獄の季節』の楽しい読解が続きます。雑誌「ふらんす」に連載された篠沢先生のランボー講義を楽しんだこともありました。
 書斎で本を読んでいるうちに猛烈な睡魔が襲ってきました。篠沢先生の本を持ったまま和室に移動しました。半分居眠りしたり、半分本を読んだりという状態で二時間ほどを過ごしました。ベランダからは結構涼しい風が入ってきてくれて居心地も良いですね。
 夕方には家人が娘の家から戻ってきました。元気でやっているという報告を聞いて一安心しました。二人でおしゃべりを楽しみながらBS放送の美しい画面を楽しみました。オランダのアムステルダムの風景が何とも素晴らしいものでした。
 夜にはもう一度学生諸君の成績を点検し直しました。今日は大学のシステムメンテナンスの日と重なって、成績を情報掲示板に書き込むことができませんでした。明日は一番にこの仕事を片付けようと思います。 IDとパスワードもDellのデスクトップの前に置いて寝ることにしました。(良く見ると先生が読んでいるテクストがランボーの『地獄の季節』だと分かります。)