伊藤比呂美さんの父を語るエッセイにも楽しませてもらいました。

 午後もしばらくDellのデスクトップに向かって作業しました。フォルダーの中を整理していたら芳川泰久さんの『漱石論』(河出書房新社)からの抜き書きが出てきました。(この本は凄い本ですよ。)石原千秋先生の「こころのオイディプス」という抜き書きも出てきました。いずれも講義では利用したことのないものです。来年の講義で再利用することもできそうです。
 何とも暑くて仕事がはかどりません。扇風機を回しながらDellのデスクトップに向かって仕事をしました。「ヨーロッパの文学」の冒頭の数回分のハンドアウトを見直しました。ハンドアウトに出てくる重要なキーワードをSafariの検索窓にコピー&ペーストします。面白そうな記事はRead It Laterに登録してiPad2で読むことにしました。
 三浦雅士さんの『漱石 母に愛されなかった子』(岩波新書) 、坪内稔典さんの『俳人漱石』(岩波新書) 、美崎栄一郎さんの『iPadバカ』(アスコム)等を読んで過ごしました。岩波新書の二冊は部分的に読んだだけです。最後の『iPadバカ』は一冊読了しました。美崎さんが色々工夫してiPadを使っているのに感心しました。
 夕方には居間のロッキングチェアーに揺られながら、 iPad2でデジタル朝日新聞を読んで楽しみました。面白かったのは細野晴臣さんの一年ほど前の東北の旅の記録です。大震災への想いが強く感じられる文章でした。詩人の伊藤比呂美さんの父を語るエッセイにも大いに楽しませてもらいました。(写真は今日、読んだ数冊の本の映像です。)