天王洲の銀河劇場で『身毒丸』を見る予定なのです。

 近日中に片付けなければならない学科の仕事をノートに箇条書きに書き出してみました。箇条書きの一行ごとにDragon Dictationに吹き込んでテキストファイルにしていきました。これをiPhoneのメモ帳にコピーしていきます。部分的には週次のレビューの作業といっても良いでしょう。かなり頭の中がスッキリしてきました。
 夕方にはりんかい線の快速に乗って天王洲アイルまで移動しました。実は天王洲の銀河劇場で『身毒丸』を見る予定なのです。天王洲アイルの駅を出てエレベーターを上がって外に出てみると激しい雨です。傘をさして銀河劇場まで移動しました。
 蜷川幸雄の演出は白石加代子藤原竜也の前回の上演に比べると新機軸を出そうという意気込みが感じられました。けれども白石加代子の神がかり的な迫力は大竹しのぶにはありませんね。どうしてもかわいいおばちゃんという風に見えてしまうのですね。新人の矢野聖人はよく頑張っていると思いました。
 全体的に前回の上演より分かりやすくなっているような印象を受けました。単純化が行われたのでしょうか。前回に比べると細部もずいぶんと変えられているのではないかと思いました。ラストシーンについて書いてしまうと「ネタバレ」のルール違反でしょう。とても書けません。しかしエンターテイメントとしては抜群の面白さでした。3回のカーテンコールで最後は観客の皆さんは総立ちという盛り上がりでした。すっかり楽しんで帰路につきました。(写真は元荒川の河川敷のヒマワリの花です。川の流れに寄り添って咲いています。)