研究室に3人組の若者たちが遊びに来てくれました。

 午後は荷物を点検してバックパックに詰め込みました。 1時過ぎには家を出て武蔵野線で移動を開始しました。北越谷の駅からは元荒川沿いの桜並木の小道を通って大学まで移動しました。今日は3号館7階の研究室の並びもにぎやかです。かなりの人数の先生方が仕事するために研究室にやってきているからです。もうすぐ秋の授業も始まるのです。
 研究室に入って論文の校正の仕事と取り組みました。先日に一度点検してあるので、今日は軽く読み直すだけで大丈夫です。2時間ほどかけて校正の作業を終えました。文学部の紀要を担当している図書館の司書のIさんのところまで論文を届けに行きました。まだ夏休みの最中とあって、キャンパスには学生の姿は全く見られません。
 研究室に「5年生」のI君、この春卒業して臨時教員として中学で英語を教えているN君、そして教育学部の数学専修を卒業して数学の教師をしているS君が遊びに来てくれました。I君とS君とは2年半前のロンドン研修でもいっしょだったお仲間です。I君はいわき市の出身です。自宅は大震災で大変な被害にあったのです。それにめげず明るい顔でがんばっているのは見上げたものです。I君は老人ホームでアルバイトをしていた時に一人の老人に暴力を振るわれて腕を脱臼した体験を語ってくれました。