長谷川郁夫著『堀口大学 詩は一生の長い道』を読み始めました。

 午後は大学で片付けなければならない仕事が一つ出来てしまいました。バックパックに荷物を詰め込んで家を出ました。新越谷の旭屋書店で少々本を立ち読みしてから北越谷に移動しました。元荒川の桜並木は害虫駆除のための消毒の最中です。通行禁止になっていて、ちょっとばかり残念でした。研究室に入ってひと休みしました。用件の方は職員のMさんと簡単な打合せをするだけで片付いてしまいました。
 準備室のコピー機を借りて文学のハンドアウトのコピーを取りました。B4の紙が全部で26枚ほどあります。A4の紙に換算すると52ページ分なのですね。かなりの量があります。これに思いついたことを赤ペンで書き込みながら、ゆっくりと読み進めてみることにしました。公開講座で再利用できそうなところは蛍光マーカーでマーキングしていきました。15回分の講義録の3分の1ほどで力尽きてしまいました。
 長谷川郁夫著『堀口大学 詩は一生の長い道』(河出書房新社)を読み始めました。 600ページを超える分厚い本ですので読み終えるまでに相当の時間が掛かりそうです。まだ冒頭の部分を少し読んだだけですが、堀口大学という詩人に対する著者の惚れ込み方がよくわかります。すっかり引き引き込まれてしまいました。
 4時過ぎには荷物をまとめて帰路につきました。正門を出て出津橋に向かう道の途中でK先生とお会いしました。先生はこれから夜遅くまで研究室でお仕事をするのでしょう。研究熱心な様子には頭が下がります。学科の入試関連の件について少々打ち合わせて別れました。武蔵浦和に帰ってカフェ・プレーゴに寄って一休みしました。頭をぼんやりさせて時間を過ごしました。