フランス人の国語意識の話を中心に話題を展開しました。

 木曜日は「ヨーロッパの文学」の講義が午後の3限に入っているだけです。午前中は居間のテーブルに向かってノートを広げて講義で語ってみたい事のリストを箇条書きで書き出してみました。今日は第一回の導入の授業なので概論風にフランス文学の特徴を押さえていこうと考えました。フランス人の「幸せ」への感覚について考えてもらうためにDVDも一枚用意しました。
 昼休みのうちに725教室に移動してハンドアウトと出席表をセットしておきました。午後の1時には再び725教室に移動して授業に取り掛かりました。 最初の15分ほどは本題とは関係のないのDragon Dictationの紹介の話題を話しました。それからハンドアウトに戻ってフランス人の国語意識の話を中心に話題を展開しました。フランス語の音が心地よく聞こえるのは何故かも考えてみました。
 受講生の数が多いので出席票の整理が大変です。今日は学年別、学科別に整列乗車の要領で出席票を出してもらいました。日文科、英文科、中文科の区別に加えて、学年の区別も取り入れたのです。授業が終ってから、放課後の時間を1時間ほど費やして出席表の整理を片付けました。
 帰路はなんと雨となってしまいました。研究室にあった一本だけのビニール傘を差して帰りました。傘を持っていない学生諸君も多くて気の毒のようです。無防備に濡れて行く人もあれば、ハンカチを頭の上にかざして歩く人もいます。風邪をひかないでくださいね。(写真は増水している元荒川の風景です。水かさが増している水面を見ていると何だか怖いような気分になります。)