大正浪漫通りから蔵造りの街並みに抜けました。

 先祖代々の墓に水をかけて洗い流しました。花瓶の水も取り替えて花をいけました。三人で線香を立ててから、持っていったお経の本の般若心経を読み上げました。墓の周りを大きなくまんばちが飛び交っているのでひやひやしました。墓参を終えてから再度バス停を目指しました。近くの学校からは運動会の歓声が聞こえてきました。
 狭山市の駅から西武線に乗って本川越に移動しました。川越の街をぶらぶら歩いてから、うなぎの市野屋さんに立ち寄りました。このお店は待たされるのが常識です。予約表に名前を書いて待合い室で順番を待ちました。20分ほどで順番がきて、奥まった小部屋に通されました。なんと前回来たときと同じ部屋でした。
 腹ごしらえを済ませてから、川越の街を散策しました。大正浪漫通りから蔵造りの街並みに抜けました。天気も上々で街は観光客でごった返していました。途中から裏道に向けて、菓子屋横丁を見物しました。ここも大変な混雑でした。
 長い時間歩き回ったので、さすがにくたびれてきました。帰路は川越市駅を目指すことにしました。家人がこのあたりの近道に詳しいのです。裏道を抜けて行くと意外に早くに駅まで歩くことができます。帰りの東武線の中でも家人と娘とはおしゃべりに盛り上がっていました。朝霞台で下車しました。家人は娘の買い物に少々付き合っていくと言います。私は一足先に武蔵浦和に帰ることにしました。(写真は菓子屋横町の賑わいの様子です。大勢の観光客の方々が狭い路地に一杯になっていました。)