手書きのノートには一種の内密さが感じられます。

takuzemi2011-09-29

 頭の中にある気に掛かることを全て書き出すというコンセプトで3月30日からKOKUYOのCampus Noteを使い始めました。すでに半年ほど使い続けて、ノートも8冊目となっています。朝は授業計画などについてのアイデアを少々書きこんで楽しみました。フランス語の授業で簡単な詩を板書して読んでみたら面白いだろうというような内容です。
 手書きのノートには自分の身体感覚に慣れ親しんだ一種の内密さが感じられるような気がします。デジタル化してテキストファイルにしてしまった文字はフラットでニュートラルなよそ行きの顔をしています。手書きのノートには親しい家族や仲間たちとの打ち解けた語らいのような雰囲気が感じられるのですね。よそ行きではないので思いついたところからドンドンと書き始めることもできます。この自由な感覚が楽しいのです。
 ジャック•プレヴェールの「アリカンテ」と「夜のパリ」を明日のフランス語2の授業で読んでみようと思い立ちました。 Wzエディターのアウトライン形式の「練習問題集」の中にテキストファイルのデータが入っています。これをWordにコピーしてプリントアウトしておきました。フォントを大きめにして印刷したので読み易いプリントが出来上がりました。完成したらファイルはDropboxの中に投げ込んで一件落着です。プレヴェールは以前から初級のフランス語のクラスでよく読んだものです。