「野見山暁治展」の招待券を2枚もいただいてしまいました。

 読書会の相棒のFさんにブリヂストン美術館で開催されている「野見山暁治展」の招待券を2枚もいただいてしまいました。昼休みには早速ブリヂストン美術館のHPを開いて展覧会の概略を調べておきました。現在90歳になる野見山氏の画風は新しい可能性を求めて変貌に変貌を続けてきたもののようです。
 今日の3年生のゼミでは若林幹夫さんの「漱石のリアル」からのテキストを輪読してみることにしました。空き時間に赤ペンで書き込みをしながら下調べを済ませておきました。・・・来週の「ヨーロッパの文学」ではオースマンのパリ改造について話すことにして、ハンドアウトも用意しておきました。ここまで仕事を片付けてから、スナップ写真を撮るためにキャンパスを一回りしました。
 4時20分からの5限は3年のゼミです。6号館の3階の教室に移動しました。若林幹夫さんのテキストを配布して輪読してみました。読んでみたらなかなか難しい。夏目漱石の『こころ』の先生が自殺した理由を家郷と東京との二項対立から読み解いています。ハイデガーの「不気味なもの」という用語も納得しました。
 ゼミが終わってキャンパスに出ました。もうすっかり日も暮れています。見上げたら空に大きな星が輝いているのですね。久しぶりに見る星空でした。研究室に戻って荷物をバックパックに詰め込みました。同僚のT先生やK先生と少々立ち話をしてから帰路につきました。今日は充実した一日でした。(今日はかなりの寒さになってしまいました。学生食堂の外のテラスには学生諸君の姿がありません。)