『星の王子さま』についてのメモも読み直してみました。

 11時過ぎにはなんとかフランス語の試験問題の草案を完成させました。数日間寝かせてから不具合の部分がないかどうかを検討して最終稿とすることにします。我々の仕事は一度で完成するということがないのですね。授業で使うパワーポイントのスライドもどこまでいっても発展途上の状態です。
 午後は文教大学図書館まで本を返しに行くことにしました。まずは荷物を点検してバックパックに詰め込みました。それから背広に着替えて、マフラーやコートも着込みました。武蔵野線の車中ではiPhone青空文庫のアプリを起動して、漱石の『門』を楽しみました。もう少しで読み終えるところまで来ています。
 図書館の地下の閲覧席で「ヨーロッパの文学」の3回分のハンドアウトに朱筆を入れました。ボードレールランボー、そしてアラン=ロブグリエについての3回の講義のハンドアウトです。まだ未完成の段階です。ボードレールハンドアウトにはフランス語の原詩を探し出して付け加えることにしました。
 サンテグジュペリの『星の王子さま』についてのメモも読み直してみました。箇条書きのメモをグループに分けて章立てすれば、立派な講義録になってくれそうです。ただしA4で10ページほどの講義録を完成させるにはまだまだ時間が掛かりそうです。夕方には図書館を出て帰路に着きました。今日も寒い寒い一日でした。北越谷の旭屋書店に寄り道して、立ち読みを楽しみました。