タクシーで善光寺を目指しました。

 元旦の朝は7時に起床しました。大浴場で身体を温めてから着替えと荷物の点検を済ませました。大きな食堂でバイキングの朝食を済ませました。 (私は普段は朝食を取らないので、お腹が馬鹿に膨らんだような気がします。 )
 10時にはチェックアウトして、タクシーで信濃大町の駅に移動しました。松本へと向かう大糸線の中では息子や家人と離れて一人の席に座ることになってしまいました。ヘルマン・ヘッセの『デミアン』を50年ぶりに読み終わりました。大変に面白く読了したのですが、 寓意やメタファーに相関物がないのではないか?という不満も少々感じたりしました。それにしても大変にオカルトな作品だったのですね。
 松本駅のロッカーに荷物を預けてから、元旦でも開いているというお店を探しました。駅前の松電バスターミナルビル7階のCAPCCINAというお店で牛のステーキなどを頂きました。お腹が一杯です。
 タクシーで善光寺を目指しました。仁王門の手前でタクシーを降りて、大変な人混みの中を進まねばなりません。山門、本堂と進むのに30分ほども掛かったでしょうか。何とか無事に参詣を済ませて帰りの道を歩きました。
 再びタクシーを拾って長野駅を目指しました。車道には不法駐車の車が溢れていて大変な渋滞です。なんとか新幹線の時間に間に合って長野駅に着きました。帰りの新幹線の中では飛行機に乗っているような錯覚に囚われました。身体をゆっくりと休めて大宮までの旅程を楽しみました。(写真は松本の「野麦」のお店の玄関です。松本に出掛けたら探してみてください。美味しいお蕎麦ですよ。)