昨夜はポメラDM100でだいぶ遊びました。

takuzemi2012-01-04

 昨夜はポメラDM100でだいぶ遊びました。やはり親指シフトで入力できるということが私にとっては大きなインパクトでした。できれば「左親指」のキーを「スペースキー」に移動できれば最高なのですが、それは叶わぬ願いでした。iPhoneを使ったQRコードの認識も素晴らしい。テキストの量が大きいと、QRコードも複数枚数になってしまいます。けれども連続でシャッターを切ると一本のテキストに取りまとめてくれるのですね。文書を作るための優れた道具になってくれそうです。
 年末年始のテレビが私にとっては全く面白くなかったのはラッキーでした。大晦日と元旦とは旅先で過ごしました。ホテルでは「レコード大賞」も「紅白歌合戦」も全く見る気になりませんでした。我が家に帰ってきてからも、テレビを見ようという気分にならないのですね。面白いテレビがあれば話は別ですが。・・・おかげでジョブスの伝記などを沢山読むことができました。
 朝の起き抜けの時間はポメラDM100で少々講義録の種を書いてみました。小説の中の「主たる物語」に対して「副次的な物語」が果たす役割について考えてみました。なかなか楽しい考察ができました。(「副次的な物語」という言葉はアラゴンの用語です。)
 例えば夏目漱石の『門』では主人公の野中宗助の弟の小六が大学進学を断念しなければならないかもしれないという状況が生じます。「乗り越えなければならない困難」の発生です。この困難が野中宗助、佐伯安之助、そして大家の坂井の三者によって解消していくプロセスには漱石の並々ならぬ物語構造への意志が感じられるのですね。その辺りのことをポメラを使って書き記してみました。