車中でもバルザックの小説を読み続けました。

takuzemi2012-01-12

 昨日は会議と会議との間の待ち時間が意外とたっぷりとありました。週刊朝日百科「世界の文学」などを読んで、明日の「ヨーロッパの文学」の講義の教材研究と取り組みました。ハンドアウトももう完成しています。こちらも少々読み直しておきました。
 図書館にも出掛ける余裕がありました。新刊のコーナーにはあまり面白そうな本が見当たりません。地下の閲覧席に降りてフランス文学の書架を探してみました。藤原書店の「バルザック「人間喜劇」セレクション」の中から『娼婦の栄光と悲惨』を借りておきました。
 今日の朝は少しだけ寝坊してしまいました。 7時近くなって起きて、マンション1階のホールまで新聞を取りに行きました。新聞にざっと目を通してから、『娼婦の栄光と悲惨』を読み始めると面白くてやめられません。朝方2時間ほどバルザックを読んで過ごしました。
 10時過ぎにはスーパーマーケットに出かけるために外出しました。空気が何とも冷たいのに驚きました。今朝方のニュースで「今年一番の冷え込み」だとは知っていたのですが、実際に身体で感じてみると厳しい冷気が感じられました。
 午後の1時からの授業が待っています。11時過ぎには荷物を点検して、バックパックを背負って家を出ました。大学に向かう武蔵野線の車中でもバルザックの小説を読み続けました。一度読み始めたらやめられない魅力がありますね。癖になりそうです。