青空文庫版のタイトルは『あのときの王子くん』となっています。

takuzemi2012-02-03

 この数日間は「ヨーロッパの文学」のレポートの採点やフランス語の試験の採点に追われました。岩波文庫の『フランス名詩選』から数編の詩を選んで感想を書いてきたN君のレポートや「フランス質屋発祥の地・アビニョン」と題されたMさんのレポートが大変面白いものでした。
 4年ゼミ生諸君の卒業論文も仕事の合間にゆっくりと読み続けました。なかなか読みでがあるので、作業はけっこう難航しました。3年ゼミ生諸君のレポートは締切日を遅く設定してしまったので、いまだに締め切り待ちの状態が続いています。2月14日の成績記入締切日までにインターネット経由で成績を記入することになっています。
 レポートを読んでいて、サンテグジュペリの『星の王子さま』の翻訳が青空文庫に収録されているのも知りました。ある受講生が青空文庫版で引用文を利用していたのです。青空文庫版のタイトルは『あのときの王子くん』となっています。訳者の大久保さんは朗読のできる日本語を目指したと語っています。好感が持てますね。
 朝の起き抜けの時間もA4の紙の上に今日のTODOを書き出すことから始めました。午前中は家人が仕事で外出するので、ゴミ捨てなどの雑用も全て書き出しておきました。雑用を少々片付けてから4年ゼミ生の諸君に卒論発表会の開始時間の変更を伝える同胞メールを打っておきました。