紙に書いた下書きを必要とするタイプなのです。

takuzemi2012-04-29

 私はコンピュータに向かって、いきなりキーボードを叩くということはほとんどありません。ブログの種を書くのにも短文を書くのにも紙に書いた下書きを必要とするタイプなのです。(例外はザウルスでメモを取るときです。この時は下書きなしで素早く小さなキーボードから打ち込みます。)
 マインドマップのソフトはFreeMindとMindManager Proを利用していますが、どちらもA4の紙を横長に置いて下書きを作るのがいつもの流儀です。FreeMindやMindManager Proにいきなり項目を書き込んでいくことがどうも上手にできないのですね。GTDの手法について書いたときにも言ったことですが「頭の中にある気に掛かることを全て書き出す」という方針が紙というアナログの媒体に馴染みやすいからかも知れません。
 紙には手触りとか肌触りという言葉が馴染みます。山根一眞さんが「変体少女文字」と名付けた丸文字が一時期流行したことがありました。私も実は下書きなどを作るときに素早く書けるような一種の丸文字を考案しました。自ら「走書体」と名付けて毎日愛用しています。私にとっては紙を代表とするアナログ媒体とテキストファイルを代表とするデジタル媒体とは一台の車の両輪のようなものなのかも知れません。デジタルからアナログへ、アナログからデジタルへと行ったり来たりして遊んでいるうちに仕事が片づいていくような気がします。