北越谷の笑笑(わらわら)に3年のゼミ生諸君が集合しました。

takuzemi2012-05-26

 昨日は5限の3年ゼミが始まるまで待ち時間が沢山ありました。来週の演劇論のハンドアウトを見直したり、文学のハンドアウトを見直したりして過ごしました。アラゴン晩年の傑作『ブランシュまたは忘却』も再読してみたいと考えているところです。若い頃に作ったこの小説についてのノートをデジタル化する作業も少々片づけておきました。かなり肩が凝る作業です。
 昨夜の3年のゼミでは初めにプレヴェールの詩を読んでみました。「楽園」と「夜のパリ」の2編です。詩を読んでから、私が若い頃に作った簡略化したKJ法の図解「花火」のチャートを配布して、詩の構造を分析してみました。あちらこちらの大学で非常勤講師として働いていた頃の作品です。この「花火」の図解を使うことで、プレヴェールの2編の詩がなかなか深く読み解けたような気がします。今日はマリーズ・ブリュモンのテクストは最小限に止めておきました。最後の20分ほどでテクストに出てくる「人生に意味を与える」をテーマに短文を書いてもらってゼミを終えました。
 昨夜の夕方の6時半には北越谷の笑笑(わらわら)に3年のゼミ生諸君が集合しました。十数名の若い人々が集まったので、大変に賑やかな会となりました。私も最初は御法度のビールを頂いてしまいました。その後は血糖値を上げない焼酎のお湯割りを飲むという選択肢です。私は老人で若い諸君には体力的にもなかなか着いていけません。お開きの時間より30分ほど早めに帰宅させてもらいました。大変に楽しい団らんでした。